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ニッケイ新聞 2008年12月30日付け

 今のところ閉幕イベントの予定はないが、ブラジル社会の協力により予想以上の盛り上がりを見せた百周年が終わろうとしている。多くの日系団体にとって、数年前から計画していた記念事業や式典を無事に遂行することができたことで、大きな達成感に包まれ、感慨深い年の瀬となっているのではないだろうか。編集部一同も、まったくそれに共感。年内に配達される新年号は、二十頁立てと例年通り、読み応えたっぷり。〃百周年燃え尽き症候群〃に陥ることなく、「次の百年への第一歩」として元旦を迎えるための情報が満載。新年も旧年同様のご愛顧を。
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 年の瀬も押し迫り、百周年事業に関わった多くの団体が慰労を兼ね、忘年会を催したのではないだろうか。しかし、サンパウロの百周年協会にはちょっと待った! の声を掛けたい。『日本文化週間』などに参加した業者に対する巨額の未払い金、大晦日に開催を予定していた『隅田川花火大会』の延期など、解決・実施する問題が残っている。そして、今年の百周年を一過性のお祭りに終わらせず、協会を発展的解消させるべく、年末年始に知恵を絞ってほしいもの。
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 ニッケイ新聞は本日十二月三十日付けが今年の最終号となります。新年号は年内に配達されます。なお、編集部は三十日から一月四日まで、年末年始のため休業します。ご了承ください。新年は一月六日付けが最初の発行となります。

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