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東西南北

ニッケイ新聞 2009年2月6日付け

 南大河州連邦大学の数学専攻科に入学が決まった三八歳のジェオヴァン・デ・ソウザさんは、ピアウイ州出身のいわゆる浮浪者。合格したものの、三日の時点で高校までの課程を修了したことを証明する書類が一つ足りず、入学を拒否されるはずだった。ところが、そのことを知ったピアウイ州知事が動き、申請済みだが発行が間に合わないとされていた書類を四日にFAXで送付。急転直下、大学から入学手続きを受付けるとの連絡を受けたジェオヴァンさんは喜んで手続きに行った。「助けてくれた人々の恩は一生忘れない」と、前日は涙に暮れていた顔に、翌日は満面の笑みが溢れていた。
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 サンパウロ市でのレナセル教会の屋根崩壊事故の記憶もまだ新しい四日夜、サンパウロ州カンピーナス市ではユニバーサル教会の天井の一部が落ちるという事故。石膏の板が外れて落ちたもので、集会場にいた人々は悲鳴を上げて逃げ出したというが、落ちた場所は無人のサロンで、けが人は出ずに済んだ。
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 ブラジリアへの遷都五〇周年の記念広場の設計を任されたニーマイヤー氏が四日、国立歴史美術遺産院からクレームがついてもこだわっていたプロジェクトを断念したと発表。巨大なオベリスクと三〇〇〇台分の駐車場を持つ歴代の大統領記念館をと考えていたもので、今は、サラマーゴの作品を読むか哲学書を読むかを決める時だとか。
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 時価二五〇〇万レアルを超す城を売りに出し、注目を集めていたミナス州選出のエヂマール・モレイラ議員は、問題の城は息子の名義と釈明。下院の監察官に任命された同議員は、選挙の際に一万七五〇〇レアルの資産しか申告していなかったことで問題視されていた。

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