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浜松のブラジル人団体に=ロータリーから救援物資

ニッケイ新聞 2009年3月20日付け

 【静岡新聞】生活に困窮している在住外国人を支援しようと、静岡、山梨両県のロータリークラブでつくる「国際ロータリークラブ第2620地区」が食料など多くの救援物資を集め、十八日、日系ブラジル人の多く住む浜松市の支援団体「がんばれブラジル人会議」に贈った。
 各地のロータリーが同会議の要請を受けて支援を呼び掛けたところ、二月中旬から約一カ月で米約六百キロ、パスタ百八十キロなど二十品目以上の食料品や約五十万円の寄付金が寄せられた。十八日には三島、裾野など県東部の五クラブが集めた段ボール四十四箱分の食料をトラックで市内の支援拠点に搬入。市多文化共生センターでガバナーの牧田静二さん(静岡ロータリークラブ)が同会議の増子利栄代表に目録を手渡した。
 牧田さんは「せっかく日本まで来て働いているのだから、少しでも元気になってほしい」と話し、増子代表は「生活に困っている人が大勢いる中、支援は本当に助かります」と感謝した。

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