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コーラス「梨の木会」発表会=「様々な楽曲を楽しんで」=29日

ニッケイ新聞 2009年3月24日付け

 「様々なコーラスを楽しんで」―。コーラスグループ「梨の木会」(松本美樹子会長、会員三十三人)は創立三十五周年を記念した発表会を二十九日午後三時から、文協小講堂で行う。入場無料。
 プログラムは四部に分かれており、『白秋旅情』(第一部)は、「松島音頭」「砂山」「波浮の港」など北原白秋や野口雨情の作品で日本の調べを披露。
 『バイエルによる女性合唱』(第二部)では、「お父さんの足音」ほか、加山雄三の「君といつまでも」を贈る。
 第三部はヨーロッパの小国スロヴェニアのコロニアグループ「コラール・エズロヴェノ・デ・サンパウロ」による友情出演でアコーディオン伴奏の民謡八曲が楽しめる。
 第四部は『懐かしの映画特集』と題し、「ムーンリバー」「四月の恋」など。子供から大人まで誰にも楽しめる構成となっている。
 同会はサンパウロ市ヴィラ・マリアーナ区のミカ幼稚園の父兄を中心に発足したのが七四(なし)年だったことから、命名された。会員は延べ百二十五人を数え、一年に一回の発表会を開いている。
 チャリティコンサートの参加のほか、百周年ではアニェンビーの日本文化週間にも参加、NHKドラマ『ハルとナツ』の結婚式のシーンにも出演するなど活発に活動している。
 松本会長、森下和代、伊東澄子さんが来社、「どんな方にも楽しめると思います。皆さんどうぞお越しください」と来場を呼びかけている。

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