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「民謡の楽しさ知って」=全伯民謡大会、26日

ニッケイ新聞 2009年4月23日付け

 (財)日本民謡協会ブラジル支部(横山正会長)は第四十二回全伯民謡大会を二十六日午前九時から、リベルダーデの宮城県人会館(ファグンデス街152)で開催する。百二十五人が参加し、十人が友情出演。パラナ州マリンガや、サンパウロ州プレジデンチ・プルデンテなど遠方からも出場する。
 参加者は年齢やカテゴリー別に分けられ競い合う。ブラジル支部代表決定戦には十人が残り、最優秀賞者は十月中旬に東京の国技館で開催される内閣総理大臣杯争奪戦への出場権を得る。
 大会の案内に来社した横山会長は「日本への郷愁があるからこそ、四十二年も大会が続いている。日本語学校なども利用して、子供たちにも民謡を教えていきたい」とさらなる普及への意気込みを語る。同会で二十年以上のキャリアをもつ佐藤元宏第一副会長は、「唄が好きで小さい頃から親しんでいる。民謡の楽しさを知ってほしい」と来場を呼びかけた。
 問い合わせは電話=11・4654・9039(横山会長)まで。

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