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今年もピエダーデ柿祭り=「日本より美味しい」と自信=5月15日から

ニッケイ新聞 2009年4月30日付け

 ピエダーデ文化体育協会(弘末武会長)は、毎年恒例の第九回柿祭りを五月十五、十六、十七日の三日間、同文協会館(Rodovia SP 250, Km 101-Trecho Piedade/ Pilar do Sul)で開催する。同協会の弘末武会長、中島秀雄さん、生産者の益田照夫さんが本紙を訪れ参加を呼びかけた。
 同祭は柿生産者、ピエダーデ文化体育協会、市役所が共催。十五日午後三時から開会式を行なう。十六、十七日は午前十時から開始される。
 柿の品評会には生産農家三十余軒が参加し、大きさ、形、色、見映え、糖度などを基準に評価され一位、二位、三位、佳作二点が選ばれる。入賞者には記念品が贈られる。
 生産農家の益田さんは「ピエダーデの柿は日本より美味しい。富有柿と言えばピエダーデ、のように一村一品として広めたい。夢は日本に出荷すること」と来場を呼びかけた。
 期間中は、野菜や果物などの品評会も開催され、地元の子供たちによる和太鼓演奏や、日本語学校生徒によるダンスなども披露される。
 最初は柿生産者らによって始まったピエダーデ柿祭り。昨年は五月二十日の市制記念日とも重なり、五日間の開催で約六万人が訪れたという。弘末会長は「年に一度の大きな催しですので、一人でも多くの参加をお待ちしています」と来場を呼びかけた。

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