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浜松市=ブラジル人児童向け教室を再開=ネーベス大使も激励に

ニッケイ新聞 2009年5月6日付け

 【静岡新聞】経済的な理由でブラジル人学校に通えなくなった子どものため、静岡県浜松市中区富塚町の浜松カトリック教会が文部科学省の支援を受けて三月末まで実施した無料教室が四月二十日、再開した。この日はルイス・アウグスト・デ・カストロ・ネーベス駐日ブラジル大使らが教室を訪れてブラジル企業などからの支援金五十万円や食料を贈呈し、子どもたちを励ました。
 同教室は、親が学費を払えないなどの理由で不就学になった子どもに学習機会を与えようと浜松学院大(同市中区)が企画。約四十人が二月から約一カ月間、教会の施設を利用してポルトガル語や日本語、数学などの授業を受けた。期間限定の授業だったが通学希望者が殺到し、保護者からは「四月からも学校を続けてほしい」という要請が寄せられていた。
 支援金はブラジル銀行やブラジル国営の石油会社「ペトロブラス」などで設立した基金から捻出。ネーベス大使が代表して支援金を教会のオズマール・パドバン司祭に手渡し、「異国の言葉を学ぶことは簡単ではないが、乗り越えていけばいろいろなことができるようになる」と呼び掛けた。
 教室は週三回で、教員資格を持つブラジル人や教会のスタッフが午前と午後で計五時間の授業を行っている。運営資金が乏しいため、同大は引き続き文科省に支援を要請している。

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