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ブラジリア=百周年で文協会長ねぎらう=大使が上原、木多氏招き

ニッケイ新聞 2009年5月9日付け

 島内憲駐伯日本国大使が五日、文協新旧会長の木多喜八郎、上原幸啓両氏を招き、ブラジリアの公邸で昼食会を開いた。
 上田雅三最高裁判事、小野英三フェルナンド労働高裁判事、飯星ワルテル、ウィリアン・ウー両連邦下議、フランシスコ・マウロ・ブラジル・デ・オランダ外務省アジア大洋州局長、中西部日伯協会連合会の山県幸雄会長、秋本満敏前会長らが同席。
 昼食会冒頭、大使は全伯各地で祝われた昨年の百周年を振り返り、上原氏の尽力に対して感謝を表わした。木多氏に対してはこれまでの福祉活動に触れ、文協新会長就任にあたって成功を祈った。飯星議員も祝意とともに、伯日議連として協力していく考えを示した。
 大使はまた、世界的不況に伴って帰伯する在日ブラジル人の問題について、ブラジル政府とともにより良い方策を探っていきたいと述べた。
 両氏はまた、両連議、高山ヒデカズ下議の同行でミシェル・テメル下院議長に面会、議会内に昨年十二月に設置された折り紙パネル「ブラジルの夢」などを見学した。

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