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コラム オーリャ!

ニッケイ新聞 2009年5月21日付け

 北伯や北東伯の水害のニュース映像を見て、主人と二人、乾いた地面の上で家族一緒に、寝る所も確保されて生活している事が、どれ程大きな恵みかと話し合った。
 あって当たり前と思うものや、やっと手に入れたと思ったものも、実はいつ取り去られるか判らない。そんな現実を見せつけられるからだ。
 もちろん、現状に満足し、〃足るを知る〃だけで終っては、新しいものを開発したり獲得したりする事も、進歩も無い状態で終るだろう。
 しかし、現在の状態を恵みと考えながら前進するのと、がむしゃらに前進するのとでは、大きな差が生じると思うのは私だけだろうか。
 過去を踏まえつつ前に進む事は、痛みや喜びも包み込んだ進歩をもたらすが、過去に目を瞑り、願望達成のみを考えるなら、乱伐や温暖化による大災害と同じ結果を見る事になるのかも。(み)

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