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コラム オーリャ!

ニッケイ新聞 2009年5月22日付け

 携帯電話は今や必需品。普及している機種は小さなものが多く、大柄なブラジル人が電話に耳を押し当て、一所懸命に話している姿はなにか微笑ましい。
 と言うのは、こちらの電話は耳と口を当てる部分が近い。それがどうしても滑稽に見えてしまい、技術の進歩はさておき、「そこまで小さくしなくても」と思う。
 先日、ある企業の従業員が取引先に文句を言っている場面に出くわした。自分の主張を一方的にまくしたてた後に、受話器に耳を当てるのを見て、膝を打った。
 自己主張が強いブラジルでは面と向かって言うことも厭わないが、顔が見えない分、携帯電話の方が効率的なのだろう。
 メールを打つ姿が目立つ日本では自己主張さえ文字に託し、少し寂しい気もするが、ブラジルでは携帯電話の使い方にも国民性が表れているようだ。 (仙)

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