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アカデミー賞受賞作=話題の映画「おくりびと」=6月5日からブラジル公開へ

ニッケイ新聞 2009年5月26日付け

 第八十一回アカデミー賞外国語映画賞を受賞しコロニアの間でも話題になった映画「おくりびと」(二〇〇八年、滝田洋二郎監督、百三十分)のブラジル公開が決まった。「A Partida」というタイトルで六月五日から上映される。PARIS FILMES社配給、国際交流基金サンパウロ日本文化センターが広報協力する。
 同作品は、プロのチェロ奏者だった主人公の男が妻と山形県酒田市の地元に戻り、再スタートを切るところから始まる。主人公が、死者を柩に納めるまでの一連の儀式を行う納棺師という職に巡りあい、格闘しながらも、死者をおくることを通して成長してゆく姿を描く物語。
 主人公の人生だけでなく葬式のシーンを通じてさまざまな人生が描きだされ、生きることの深みや誰もが迎える死について考えさせられる一本だ。
 作品ではまた、日本独特の葬式の風景や山形県の田舎の景色なども美しく描き出されている。
 第三十二回日本アカデミー賞で十部門を受賞するなど数々の賞を受賞。すでに北米、韓国、中国、オーストラリアなど世界各国で上映され、興行収入は四月に六十億円を超え、国内外で話題を呼んでいる。
 キャストは本木雅弘、広末涼子、山崎勉、吉行和子など。
 上映場所はまだ決まっていない。詳細はサイト(www.parisfilmes.com.br)で。

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