ホーム | 日系社会ニュース | 新型インフル感染防止へ神戸=ポルトガル語で冊子

新型インフル感染防止へ神戸=ポルトガル語で冊子

ニッケイ新聞 2009年5月27日付け

 【神戸新聞】新型インフルエンザの感染防止に役立ててもらおうと、在日ブラジル人の子どもたち向けに、甲南女子大(神戸市東灘区)の学生たちが、手洗いやうがい方法をポルトガル語で記した冊子を作成した。学生らは「正確な情報を届けたい」と活用を呼び掛けている。
 学生らは今年一月から、経済不況で苦しむ在日ブラジル人に、食料や日用品などの支援物資を送っている。
 新型インフルエンザがメキシコなどで広がったことを受け、滋賀県のブラジル人学校にせっけんを送ることを計画。同時に、手洗いやうがいの方法をポルトガル語で記した冊子を作成した。
 同大学の看護師に、正しい手洗いやうがいの方法を聞いて、ポルトガル語で表記。自ら撮影した写真も付けた。
 インターネット上で冊子の内容を公開しており、ブラジル人などの支援団体にもデータを送る。
 同大学院生の尹梨香さん(23)は「感染はどこにでもありえる。冷静に受け止める重要性を感じた。日本に暮らすブラジルの方々に予防してもらいたい」と話している。
 冊子は学生らのブログ(http://blog.canpan.info/atatakai_fuyu/)で見ることができる。(高田康夫)

image_print

こちらの記事もどうぞ

  • 独断と偏見で選んだ「110周年最大の遺産」2018年12月18日 独断と偏見で選んだ「110周年最大の遺産」  なんと早い1年だったか――予想はしていたが、まさに「アッという間」だった。5月にはトラックストという未曽有の大混乱があり、日本進出企業や日系地場企業も大打撃を受けた。それ以降、6月にサッカーW杯ロシア大会、7月に眞子さまをお迎えして日本移民110周年祭、8月から選挙運 […]
  • CIATEコラボ会議、25、26日=在日ブラジル人の日本社会統合テーマに2018年8月21日 CIATEコラボ会議、25、26日=在日ブラジル人の日本社会統合テーマに  CIATE(国外就労情報援護センター、二宮正人理事長)は、『2018年度CIATEコラボラドーレス会議』を25、26日午前9時から、文協貴賓室(Rua Sao Joaquim, […]
  • 《ブラジル》CIATEコラボ会議=「日系人就労者の軌跡と未来」=日系四世のWH制度も(下)2017年10月17日 《ブラジル》CIATEコラボ会議=「日系人就労者の軌跡と未来」=日系四世のWH制度も(下)  8日の会議では訪日就労者に関する研究を行う専門家なども講演した。今会議のためにブラジルに訪問した尾崎正利労働研究所所長は「日本で事業活動を展開する日系ブラジル人就労者の軌跡」の中間発表を行った。      在日ブラジル人就労者の日本における起 […]
  • 充実の2年終え涙と感謝=JICAボランティア経験糧に帰国2017年3月9日 充実の2年終え涙と感謝=JICAボランティア経験糧に帰国  独立行政法人国際協力機構(JICA)は21日、サンパウロ市ニッケイパレスホテルで「2015年度派遣現職教員ボランティア帰国報告会」を開催し、3月に帰国予定の6人がポルトガル語で発表を行った。  清水丈嘉さん(ブラジリア学園)は「授業内容がほとんど決まっていた日本とは違い […]
  • ブラジルだから人情話!=浪曲師春野さん公演へ意気込み2015年10月9日 ブラジルだから人情話!=浪曲師春野さん公演へ意気込み  【既報関連】今週末に行われる公演のため、浪曲師の春野恵子さんが7日、着聖した。当地の浪曲文化を知り、自らブラジル公演を発案したという春野さんに、公演への意気込みを聞いた。 春野さんは2014年のニューヨーク公演成功を皮切りに、積極的に国外公演を行う。その中で浪曲文化の根付く当 […]