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ニッケイ新聞 2009年6月24日付け

 エフィジェニオ・デ・サーレスの四方山話。入植当初のフェスタで酒が手に入らず、バケツにシャロッピとアルコール、氷を入れ飲んでいたとか。あるとき、マナウス対岸にあるベラ・ビスタ移住地に野球大会で遠征。川を渡る途中、エンジンが止まってしまい、船で一晩明かしたことも。「女の子は泣き出すし、大変だった」と宮本倫克会長。ネグロ川には来年橋ができ、バケツ酒も今は昔の思い出話。
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 「第六回米国高校生による日本語スピーチコンテスト」が五月に開催された、と米国サンディエゴの地元情報誌「ゆうゆう」が報じた。ニューヨークやハワイなど全土から集まった参加者十六人中、上位入賞者の三人はなんと中国・韓国系。近年ブラジルでも日系人より非日系人の方が〃優秀〃だが、この傾向は世界共通のよう。
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 本紙ホームページで今年のアマゾン入植八〇周年を記念したコーナーを新設した。現在連載中の「アマゾンを拓く」や関連記事、関連リンクなどを掲載している。是非、アマゾンにおける日本人の歴史を知る一助にしてほしい。
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 二十二日からサンパウロ市で、エクアドルの放送業界関係者をブラジル政府が招いて、日伯方式のデジタルTV普及セミナーが行われている。ブラジルが〇六年に採用するまでは、この方式は日本だけだった。すでにペルーで採用され、アルゼンチンやチリでも熱心に検討されているという。日本から直接やるよりも、ブラジルが中心になって普及を図る方が有効であることが証明されつつある。一方、ブラジルのペトロブラスは沖縄の石油会社を買収してアジアの拠点を目指す。日伯新世紀にふさわしく、それぞれが地域の核となって新しい広がり方を見せている。

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