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大耳小耳

 俳誌『朝蔭』441号が7月に刊行された。《鳥帰る他国の空に壁もなし》(溝口栄子)。人と違ってパスポートを必要としない鳥に自由な自然を感じたか。《野良昼寝くの字大の字日雇等》(梶村浮羽)からは、平和な農村風景が想起される。《底冷に幾度も見る温度計》(木原昌靖)は灼熱の地・南麻州カンポ・グランデとは思えぬ一句。やはり今年は異常気象か。《古写真の父母若し移民の日》(伊達幹)は誰しも経験のあるところ。《虚子祀る地球の裏の孫弟子等》(杉本絃一)は移民の壮大な世界観を感じさせる作品。

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