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名古屋のマスターズ陸上へ=ブラジルから9選手出場

 第三十回国際全日本マスターズ陸上競技選手権が、九月十九日から二十一日にかけて、愛知県名古屋市の端穂公園陸上競技場で開催される。ブラジルから出場する選手の皆さんが本紙を訪れ、抱負を語った。
 代表選手、出場種目は以下の通り。(敬称略)
▽【主将】松本静枝(86、福岡)=百メートル走、二百メ、四百メ。▽滝浪栄子(85、神奈川)=四百メ、八百メ、千五百メ。
▽【旗手】松島巧(77、岡山)=槍投げ、円盤投げ。
▽【団長】馬場亮二(76、熊本)=砲丸投げ、円盤投げ、重量投げ。▽土屋秀人(72)=千五百メ、五千メ。▽白旗諒子(66、長野)=障害物八十メ、障害物三百メ、八百メ。
▽【マネージャー】栗岡幸子(62、富山)=四百メ、八百メ、千五百メ。▽栗岡いさお(59、富山)=八百メ、千五百メ、五千メ。▽上地ウィルソン(42)=八百メ、千五百メ。
 男子三十五歳以上、女子三十歳以上により行われる同大会は、日本マスターズ陸上競技連合と朝日新聞社が主催。三日間に渡って男子二十九種目、女子二十五種目、混合一種目を競い合う。前回大会は熊本で行われ、日本全国から約二千人が参加したそうだ。
 ブラジルから出場する選手の中には、南米大会でいくつも新記録を出した人もいる。来社した皆さんは、「ブラジルの選手は食べ物が違うから強い」と自信をみせる。
 今回もメダル獲得を目指し、日々練習に励んできた選手たち。「メダルをいっぱいぶら下げて帰ってきます」と力強く宣言した。
 一行は、同選手権出場に向け九月十四日に日本へ出発する。

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