東西南北

ニッケイ新聞　２００９年８月８日付け

　今年五月に創業四〇周年を祝ったサンパウロ市の総合市場Ｃｅａｇｅｓｐで毎週金曜日から土曜日に持たれているスープ祭りが好評。二十九日まで続く恒例行事で、日替わりメニューが楽しめ、パンや粉チーズ、各種の薬味などもついてくる。料金は一人一四レアル。小切手での支払いも受付ける。
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　リオ市コパカバーナにある、二五年の伝統を持つボアッテが、音と映像の博物館に様変わり。売春の場として国外でも知られる〃Ｈｅｌｐ〃は、一六〇〇平方メートルを有するディスコ。〇八年にリオ州知事が没収を決めた後も営業を続けているが、新しい博物館の設計図募集の声に、七組の設計士達が応募した。周囲の景観などを鑑み、趣向を凝らした作品の選考結果は十日発表の予定。
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　上院議員同士の論争まで起きたサルネイ議長辞任請求は、五日に決まった倫理委員会への告発状四通の棄却と、七日に予定されている残り七通の棄却で終わりとなりそうだ。〃大山鳴動して鼠一匹〃の諺の如し？
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　アフリカの小国マラウイを旅行中に行方不明となった二七歳のガブリエル・ブッシュマンさんが五日、標高三〇〇〇メートルのムランジェ山頂から一キロの地点で遺体となって発見された。六日には、死因は天気の急変による低体温症との検死結果も発表されたが、最後に撮った写真の日付は七月十九日。ムランジェ入山は七月十七日で、行方不明との連絡をリオの家族が受けたのが二十日。〇八年七月から、アジア、アフリカ、中東の二六カ国を旅行中で、マラウイ後、もう一カ国回って、旅を終えるはずだった。マラウイは、ジンバブエとモザンビーク、タンザニアに囲まれた南北に細長い小国だ。