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釣り好きに朗報!=年金受給者は無料で

ニッケイ新聞 2009年8月11日付け

 シニアの釣りファンに朗報だ。今まで海や川で釣りをする際には、釣り許可証が年齢に関係なく必要で、竿釣り、船釣りなど分類別に、一様な金額で発行されていた。この度、年金受給者(男性六十五歳以上、女性六十歳以上)は、国立自然環境保護院(IBAMA)が発行する特別の釣り許可証に記載事項を明記し、年金受給証明証と共に携帯しておけば無料で釣りを楽しむことができるようになった。
 リベルダーデ区で釣り専門店マリペスカを営む池部旗男さん(67、宮崎)が七月三十一日、本紙を訪れ説明した。
 池部さんによると、許可証には名前や住所、イデンチダーデ番号など記入し、写真を貼るのみ。届け出の必要はない。なお、許可証と共に自由記載のアンケートがついており、IBAMAへ送ることができる。
 許可証は全伯の主な釣り専門店に置いてあり、サンパウロ市では次の場所で、無料で配布している。マリペスカ住所は、コンセリェイロ・フルタード街308番。IBAMAサンパウロ市事務所(Superintendencia do IBAMA em Sao Paulo)は、Alameda Tiete,637 Jardim Cerqueira Cesar)。
 池部さんは、「許可証をつくり、たくさん釣りを楽しんでください」と語った。問い合わせはマリペスカ(電話=3209・4241)まで。

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