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交流基金講演会=日本語教育テーマに=カナダから教授招き

ニッケイ新聞 2009年8月19日付け

 国際交流基金サンパウロ日本文化センターは、二十九日午後六時半から八時半に同センター(パウリスタ通り37)大ホールでカナダとブラジルの日系人をテーマに講演会を催す。講演は日本語で行われる。入場無料。
 講演者は、ビクトリア大学太平洋アジア学科の野呂博子准教授と、サンパウロ総合大学哲学文学人間科学部東洋文学科の松原礼子准教授。
 野呂准教授は、「進化する多文化カナダの日本語教育 継承語と国際語の境界を越えて」という演題で講演、カナダの日本語教育を歴史的に概観する。継承語、国際語とに二分されてきた日本語の教育を進化という視点から再検討する。
 松原准教授は、「日本語学校の視座から見たブラジルの日本語教育」というテーマで講演。「日本語学校」という教育機関が、百年のブラジル日本人移民の歴史においていかに変容してきたかを概観する。
 申し込みは、同センター(電話=11・3288・4971、又はメール=info@fjsp.org.br)まで。

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