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文協ドミンゴ・コンサート=ソプラノとピアノの共演=23日

ニッケイ新聞 2009年8月21日付け

 ブラジル日本文化福祉協会音楽委員会(本田ジュリア委員長)は二十三日午前十一時からリベルダーデの文協ビル小講堂(サンジョアキン街381)で、「第四十五回文協ドミンゴ・コンサート」を開催する。同委員会の羽田宗義、山川健一両副委員長、山川純子委員、井ノ口エルシ紀美委員、ソプラノ歌手の広川朋子さんらが十七日、案内のため本紙を訪れた。
 今回は、八年前の同コンサートでデビューした広川さんが、高低音の切り替えが早く、軽い音が出るコロラトゥーラ・ソプラノの音色を披露する。ピアノ伴奏はウェズレイ・ラセルダさん。
 中田喜直作曲の「夏の思い出」や、北原白秋作詞、山田耕筰作曲の「松島音頭」など、日本の曲は全五曲。他にジョルダーニの「いとしい私の恋人」などを披露する。
 羽田副委員長は「カラオケ全盛期だが、世界の古典的な音楽に触れて教養を高めてください」と来場を呼びかけた。
 後援はレアル銀行、宮坂国人財団、パナソニック、トヨタ、ヤクルト、ヤマハ。入場無料だが、一キロの保存できる食料持参を呼びかけている。問合わせは文協(11・3208・1755)まで。

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