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コラム オーリャ!

ニッケイ新聞 2009年9月11日付け

 サンパウロで市民権を得たSUSHI。歴史を辿れば、近江の鮒鮓、紀州は秋刀魚の熟鮓。その後は押し寿司―これもまた関西ーが主流だった。
 先日、大阪・サンパウロ市姉妹提携四十周年記念イベントで、〆鯖と白板昆布を乗せた押し寿司「バッテラ」があった。
 語源はポ語。竹の皮に包んだ棒状の形が小舟(Bateira)に似ているからだそうだが、何か腑に落ちない。
 一五四九年にイエズス会が布教を始め、今も多くの言葉が残る長崎でなら分かるが、関西の押し寿司が何故、ポ語で命名されたのか。 
 江戸時代の文献には、小舟を指す言葉として使われ、当時の一般的な呼び方だったとの説も。
 明治二十六年、大阪順慶町(現在の南船場)の鮨屋の作ったコノシロの半身が小舟に見えたことが発祥だそうだが…。
 ご存知の方がいればご教示願いたい。 (剛)

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