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東西南北

ニッケイ新聞 2009年9月15日付け

 十三日に行われたイタリアでのF1レースで、ルーベンス・バリチェロが優勝。今季二勝目をあげ、通年成績二位のバリチェロだが、残る四試合の全てで優勝しても、現在一位のジェンソン・バトンが三位以下の試合がないと、年間優勝は難しい。ルビーニョの健闘と幸運を望むのみ。
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 サンパウロ市の23・デ・マイオ大通りでは十三日、一五〇人に上る壁画家達が、灰色一色に塗られた壁約一キロに色とりどりの絵を描き始めた。美術館に行ったりする習慣のない人達にも絵を楽しんでもらいたいとメールや口伝で集まった人々が、「カサビ出て行け」「サルネイ辞めろ」といった文句も含め、思いのたけを絵にぶつけた。作業中にやって来た警官は九人を連行したが、すぐに釈放したという。壁画はまた灰色で塗り潰すというカサビ市長。清掃費削減が洪水増長との批判に他の経費の清掃費への振替も決めたようだが、灰色は真の町の美化を追及した色?それともすさんだ心の色?
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 一九五九年のキューバ革命にカストロ兄弟らと共に参加し、七六年から国家評議会副議長を務めていたフアン・アラメイダ氏(82)が十一日に呼吸不全などで死去。革命軍司令官も務め、三〇〇曲以上の作品も作った作曲家の同氏の葬儀は十三日で、その様子はブラジルテレビでも放映された。
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 グローボ局ボン・ジア・サンパウロでは、チエテ川の水質調査の様子を毎朝報道。サンパウロ市内では、水中の酸素ゼロという死の個所もあり、下水処理などの不備による水質汚染が改めて浮き彫りにされた。十四日はオザスコから出発だったが、水面に浮かぶゴミや泡、悪臭などの中、酸素測定器とカヌーの旅は続いている。

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