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沖縄角力大会を4日に=「手に汗握る試合見て」

ニッケイ新聞 2009年10月2日付け

 ブラジル沖縄県人会(与儀昭雄会長)は4日午前10時からジアデマ市の沖縄文化センター(Av. Sete de Setembro, 1670)で「第5回沖縄角力(相撲)大会」を開く。実行委員長の松堂忠顕さん、副委員長の瀬底正昭さんが案内に訪れ、「手に汗握る試合を見に来てほしい」と呼びかけた。
 琉球王朝の時代から続く沖縄角力は、相撲着に帯をつけ、最初から右四つに組んで始める。両肩が地面についた時点で勝敗が決まるのも特徴だ。
 ブラジルでも県人らを中心に30年ほど前まで行なわれていたが、選手不足などで中断していた。再開されてから今年で五回目の開催となる。
 大会には60人ほどが出場し、幼年・少年の部、一般の部(17歳以上)、無差別などのカテゴリーで年齢・体重別に分かれて争う。当日参加も可能(参加費10レアル)。午後3時ごろまで行なわれ、会場では沖縄そばやヒージャー(ヤギ)汁などの郷土料理も販売される予定。

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