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州立移民記念館で展覧会=各コロニアの新聞の歴史

ニッケイ新聞 2009年11月11日付け

 「サンパウロ州における移民のジャーナリズム(A Imprensa Imigrante em Sao Paulo)」展が、サンパウロ市モオカ区の州立メモリアル・デ・イミグランテ(移民記念館、Rua Visconde de Parnaiba, 1316、地下鉄ブレッセル駅近く)で14日から12月20日まで開催される。サンパウロ州文化局と同館の共催。
 新聞、雑誌、写真、映像、イラストによって、サンパウロ州の外国移民による各国語新聞などの影響を辿るという企画。どのようにして新聞などが制作されていたか、また移民による多種多様の報道が政治的、社会的、文化的に社会に及ぼした影響を知る機会となっている。
 各移民によって作られた19、20、21世紀の約50点の新聞、雑誌が展示されるだけでなく、1893年にイタリア移民によって創刊された新聞「Fanfulla」で使用されていた印刷機、タイプライターなども展示される。
 日本移民による初めての新聞「週刊南米」や他コロニアの情報誌のオリジナルやリメイク、また現在も発行されている新聞も展示される予定。
 入場料4レアル(学生証提示の学生は半額、最終土曜は入場無料)。会館時間は午前10時から17時(月曜休館)。問合せ(11・2692・1866)。

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