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交流基金=全伯日本語スピコン=8地方から14人が参加

ニッケイ新聞 2009年11月13日付け

 独立行政法人国際交流基金サンパウロ日本文化センター(内山直明所長)は「第15回全伯日本語スピーチコンテスト」を14日午後1時から5時まで、同センター大ホール(Av. Paulista, 37)で開催する。在聖日本国総領事館が後援。入場無料。
 国内8地方(ブラジリア、サンパウロ、マナウス、ベレン、ナタル、リオ、ポルト・アレグレ、クリチーバ)で行われた地区大会で優秀な成績をおさめた学習者が参加する。入賞は1位から3位、「綺麗な日本語賞」、「奨励賞」、「表現技術賞」の六つ。副賞として、入賞者の中から一人が同基金の2週間の訪日研修プログラムに参加できる。
 審査員は、在聖総領事館、パナソニック、USP、サンパウロ日本人学校、同センターから1人ずつの5人。審査委員長は同センターの池津丈司日本語教育専門家が務める。
 同コンテストは、14人の学習者による日本語スピーチのほか、今年は木下節生氏が率いる和太鼓「生」(しょう)による演奏も予定する。
 同センターによると、同コンテストによって、学習者に、日本語の語学力とは別に、上手なスピーチができること、日本語を使う楽しさを学べるよう望んでいる。さらに、日本語学習者奨励はもちろんのこと、日本語や日本文化を通しての国際交流を図っている。
 問い合わせは同センター三宅さん(電話=11・3141・0110)。

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