ホーム | 日系社会ニュース | 吟舞道発表会=22日=礼と節を重んじ

吟舞道発表会=22日=礼と節を重んじ

ニッケイ新聞 2009年11月14日付け

 祥こう(水へんに工)流吟舞道ブラジル本部(森下祥星理事長)は「第24回祥こう流吟舞道発表会」を22日午後1時から4時まで、大阪なにわ会館(R. Domingos de Morais, 1581)で開催する。入場無料。
 詩舞の部には「富士山」や「九段の桜」など27のプログラムが披露され、詩吟の部では「山行」や「日本を愛す」など五つ吟じられる。
 案内のために本紙を訪れた高野祥秀、加藤祥悦、本山祥清、池本祥展4氏らによると吟剣詩舞連合会館や県人会などで週に一度か二度指導している。ブラジルにおける吟剣詩舞道は、松永悠楓宗家が84年、日伯友好病院を作るために来伯し、チャリティ吟剣詩舞をサンパウロ市で披露、その2年後に祥こう流が発足した。
 現在は、二世、三世、非日系人も含め会員は約50人。森下理事長は「吟舞は礼と節をその心とする。日本の伝統としてこれからも根付かせて欲しいし、二世、三世に残したい」とのべ、「いろいろな人に見て欲しいが、とくに二世、三世の若い人に見て欲しい」と呼びかけた。
 問い合わせは連合会館(電話=11・2578・8757)まで。

image_print