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ベレン=「和と継続」を掲げ=先亡者追悼法要厳かに

日系社会ニュース

ニッケイ新聞 2009年11月17日付け

 【パラー州ベレン発】アマゾン日本人移民80周年を記念した先亡者追悼法要が7日午前9時より、汎アマゾニア日伯協会貴賓室において、トメアスー西本願寺(留安山)の第四代目住職、山田元法務使によって挙行された。
 会場には名井良三在ベレン総領事、生田勇治日伯協会会長、大江牧夫援協理事、山本陽三パラー商工会議所副会頭ら約50人が参加、おごそかに先亡者を追悼し焼香した。
 法要に先駆け、主催した日伯協会の生田勇治会長は、「本日、ここにアマゾン移民先亡者を追悼するにあたり、先人の教えを次代に伝えるべく、〃和と継続〃をスローガンに掲げ、日系社会の発展に努力してまいります」と追悼の言葉を述べた。
 法要を司った山田住職は法話の中で、「先人が築いた日系社会をより一層盛り上げるため、次代に継承すべくここに御集りいただいた方々と共に邁進しましょう」と追悼法要を締めくくった。

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