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群馬で外国人集住都市会議=「外国人庁の設置を」

ニッケイ新聞 2009年11月27日付け

 【共同】南米出身の日系外国人が多く住む、群馬や愛知など7県の28市町でつくる「外国人集住都市会議」は26日、群馬県太田市で会合を開き、外国人住民に関する施策を総合的に扱う「外国人庁」の設置などを国に求める緊急提言を決めた。会場に来ていた民主党の細野豪志副幹事長に提言書を手渡した。
 外国人庁設置は昨年に続く要望。提言は「昨年からの景気悪化で職を失っても日本にとどまる人も多く、外国人住民を生活者としてとらえた施策の必要性をあらためて認識した」と指摘した。
 日本人と同様に権利を尊重し、義務の履行を求める「受け入れ方針」策定を提言しているほか、外国人の子どもの就学義務化と、受け入れる公立学校への十分な人的・財政的措置なども求めた。

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