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国際マスターズで好成績=アサイーの重岡さん=金、銀メダルを獲得

ニッケイ新聞 2009年12月2日付け

 【パラナ発】4年毎に開催される中高年齢者のための国際総合競技大会「第7回ワールド・マスターズ・ゲームズ」が10月10日から18日まで、オーストラリアのシドニー市で行われ、約3万人の選手が28競技・種目を年代別で競った。同大会は国際マスターズ・ゲームズ協会(IMGA)の主催。
 同大会にパラナ州アサイー市から出場した重岡マリアさん(51、三世)は、50歳から54歳の部に出場し、走り幅跳びで金メダル、三段跳びで銀メダルを獲得した。
 重岡さんは2男1女の主婦。日頃からインターネットでライバルの成績を確認しており、4位までに入る確信を持って出場、「勝つ自信はあったので、嬉しい」と喜びを語った。記録は三段跳び=9メートル74センチ、走り幅跳び=4メートル47センチ。
 昨年から専属コーチを雇い、週に一度はロンドリーナ市のスポーツクラブに通い練習に励んでいる。重岡さんは三段跳びの南米記録(9メートル37センチ)をもっている。
 同ゲームは1985年にカナダのトロント市で第1回が開催された。(中川芳則通信員)

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