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武本文学賞の入賞者決定=今年は応募486編

ニッケイ新聞 2009年12月4日付け

 第27回武本文学賞の選考結果が発表された。
 応募数は全部門で486編。傾向としては、ポ語の部門が次第に盛況となり、ハイカイ、ポエジーア、コントスの3部門だけで405作品に上った。
 入賞作品はブラジル日系文学誌第34号に掲載される。なお授賞式は来年3月頃の予定。
 各部門入賞者、作品名などは次の通り(カッコ内は応募数、敬称略)。
■小説部門(5編)
【佳作】=「欺かれた女たち」隅本左平、「南米の片隅で・・・(川の流れ)」田口さくお
■随筆部門(9編)
【入選】=「残されたコレクション」大門千夏、【佳作】=「一枚の写真」谷口範之、「旅の駒ごま」小野寺郁子
■翻訳部門(6編)
【佳作】=「アルビーニャの蛙」舞田蛭唖
■短歌部門(9編)
【入選】=「潮騒」渡一光、【佳作】=「まぼろしの里」滝谷久子、「あの角を」伊藤喜代子
■俳句部門(30編)
【佳作】=「花胡椒」三宅昭子、「動物園にて」前田昌弘
■川柳部門(11編)
【佳作】=「移民妻」小林嘉子、「八十路坂」那須アリセ
■詩部門(11編)
【佳作】=「双六のように」坂上美代栄、「ジョニー」浦畑艶子
■コントス部門(140編)
【入選】=マリア・アントニア・デマジ、【佳作】=ジオバニ・R・ジェラチ、リカルド・ラフド
■ハイカイ部門(67編)
【佳作】=マリア・エロイザ、ベネヂッタ・S・デ・アゼベド
■ポエジア・リブレ部門(198編)
【入選】=エリアス・アントゥネス、【佳作】=モドゥアン・マトゥス、ソランジ・F・デ・ソウザ

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