ホーム | 日系社会ニュース | レジストロ=辰年の集いで和やかに=93歳から子供まで参加

レジストロ=辰年の集いで和やかに=93歳から子供まで参加

ニッケイ新聞 2009年12月11日付け

 レジストロ文協会館で11月14日正午から、10回目の「辰年の集い」が催された。42人の辰年と同伴者約40人が参加し楽しい一時を過ごした。10回目の催しともなれば、毎年この集まりを楽しみにしている人も少なくない。
 レジストロの他、サンパウロから4人、クリチーバから2人、サンタリッタ、カジャチ、ジュキア、イグアッペからも参加した。
 高橋晴海さんと風間慧一郎さんの二人は1916年生まれの93歳で最高齢者であった。同じく93歳で毎年参加している古谷綱雄さん(サンカルロス在住)は、今年は都合が悪く参加しなかったが、辰年に関する俳句を三句電話で知らせてきた。その一句は「老若の春の集いよ辰年会」である。また2000年生まれの一番若い辰年の子供4人も参加した。
 レジストロに親戚があるわけではないが、昨年からこの「辰年の集い」に参加する為にサンパウロ市から一人でバスで来ている女性がいる。新潟県出身の一世のFTさんは「レジストロは本当にいい所ですね。この辰年会の雰囲気が好きです。まるで故郷にかえったみたいです」と世話人を喜ばせる。
 お互いの1年の近況を語り合い、ビンゴ、福引をして楽しみ、来年の再会を約束して午後5時閉会した。(金子国栄さん通信)

image_print