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女子ゴルフ=飯田さん、3年目に好成績=今年の賞金ランク46位=来季は初のシード権獲得

ニッケイ新聞 2009年12月12日付け

 日系初の女子プロゴルファーとして日本でプレーする飯田プリシラ・マリアさん(三世、30)が、今年の国内女子ツアーで賞金ランク46位となる好成績を収めた。9月のコニカミノルタ杯では3位に入賞するなど活躍の年となった飯田さん。プロ4年目の来季は国内ツアー出場権であるシード権を初めて獲得した。
 サンパウロ州グアルーリョス出身。両親の影響で5歳からゴルフを始めた飯田さんはアルジャ・ゴルフクラブで練習を積みながらブラジル国内大会で優勝を重ね、2004年に訪日した。
 研修生として東海カントリークラブに所属し、07年7月、日系人としては初めてLPGA(日本女子プロゴルフ協会)のプロテストに合格した。
 プロ1年目、2年目は賞金ランク170位、175位だったが、3年目の今年は30試合中18試合で決勝ラウンドへ残った。
 廣済堂レディスゴルフカップ(5月)で10位、日本女子プロゴルフ選手権大会コニカミノルタ杯(9月)では3位に入る活躍。獲得賞金約1640万円、賞金ランク46位で51位以内に入り、翌年のトーナメント出場権であるシード権を獲得した。
 雑誌「週間ゴルフダイジェスト」は10月に「日本女子プロ3位タイ、ブラジル出身の異色プロ・飯田マリアってどんな選手?」と題した記事を掲載し、飯田さんの歩みを紹介している。
 来年で訪日6年目の飯田さん。プロ4年目となる来季も、さらなる活躍が期待される。

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