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ニッケイ新聞 2009年12月15日付け

 「世界的不況で企業支援が得られない」「イベント開催費として30万レアルを企業にお願いする」「改修費を捻出するため、特別会員制度を設置」―。なんともチグハグだが、全て文協評議員会での現体制側の発言。全体の予算案を〃お役所的〃とする皮肉も聞こえたが、『美空ひばりフィルムコンサート』の予算42万レアルの強行採決はかなりの〃冒険〃だろう。客観的に見て、動員力があるイベントとも思えないだけに、何とも不可解。
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 先日編集部へ一人の男性が。聞けば、弊紙読者欄に掲載された文章を知人が日本の関係者に送ったところ、その内容に感激したという手紙が知人のもとへ送られてきたとか。「これをきっかけに新しい交流ができたら」と喜ぶ。これまで弊紙のホームページでは読者欄の文章は掲載されていなかったが、先月から始めたPDF版ではすべてのページを公開。コロニア市井の声がこれまで以上にブラジル各地、日本まで届いてほしいものだ。
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 本紙購読者に無料公開中のニッケイ新聞PDF版が好評につき、15日までの特別キャンペーンを来年1月31日まで延長する。PDF版専用サイトhttp://200.218.30.171/nikkey/users/login)にアクセスし、ユーザー名(半角英数)20091114、パスワード(同)nikkeyshimbunを入れるだけ。 問い合わせはPDF係(メール=nikkeypdf@live.jp)まで。

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