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埼玉県人会=母県でブラジルをアピール!=地元イベントで関心呼ぶ=パステス、シュラスコも人気=飯島会長「小さな波は立った」

ニッケイ新聞 2010年1月6日付け

 地元埼玉でブラジルを大アピール―! 昨年5月、会長に就任した飯島秀昭会長が牽引役となり、「アクションなくして結果なし」をスローガンに活動を進める在伯埼玉県人会は昨年10月、「日本人に真のブラジルを知ってもらおう」と母県で開催された二つの祭りに参加、大々的にブラジルのPRを行った。少年サッカー教室、文化や食べ物を紹介するブースを出展、ガイドブックも配布。さらに、イペーも県庁に植樹した。在日ブラジル大使館、JICA横浜海外移住資料館、エンブラエルも支援し、官民一体となった日伯の交流となった。飯島会長は、「小さな波は立った。今までは掛け声だけだったが、何とか動き出しそう」と手応えを話した。

 同県人会は今まで事務所で月に2回会合を開いていたが、会館がないこともあり活動は活発とは言えなかった。
 2008年にあった同県人会創立50周年・県人移住90周年式典に母県から参加した日伯友好議員連盟の竹並万吉会長(県議)との縁がきっかけで、県人会として同祭に参加することが決まり、準備を進めてきた。
 ブラジルからの訪問団は、実行委員長の飯島会長と準備委員長の尾崎眞次副会長。日本側は飯島会長の知人の日系ブラジル人や友人らが手伝いを買ってでたようだ。
 飯島会長らは16日、上田清司知事や奥ノ木信夫県議会議長を表敬訪問。同知事は、交流に尽力した同県人会の労を労い「両国親善に大きな励みとなる」と感謝の意を表した。
 同県庁中庭にイペーが記念植樹され、さらにブラジル大使館提供の30本の苗木も寄贈された。
 例年30万人の入場者を数える県最大規模のイベントの一つである「所沢市民フェスティバル」(10月24、25日)では、少年サッカー教室、ブラジル紹介コーナーを設けた。
 同月31日、11月1日には「09川越産業博覧会」でパステスやシュラスコを中心に開いた「ブラジル食コーナー」が多くの市民の関心を集めた。
 両祭では、ブラジル紹介コーナーを設け、写真パネルを展示。ブラジル大使館やJICA横浜海外移住資料館、エンブラエル社から支援を受けたブラジルガイドブックも配布された。
 尾崎副会長によれば、「観光地のパネルやブラジルの地図を欲しいという人もいて、断るのに苦労もした」ほどの人気ぶりを見せた。
 飯島会長は、「(今回の参加で)県議会や県議連などとのパイプができた。今後は、県人会活動に共感を得られる人は誰でも歓迎できる体質にし、自立していきたい」と抱負を述べた。

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