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ニッケイ新聞 2010年2月2日付け

 「美空ひばりフィルムコンサート」の記者会見。反対意見があったにも関わらず、評議員会で強行採決したことを指摘した記者に、吉岡黎明氏は高圧的な態度で「けど少なかったでしょう! 多くの意見を通すのがデモクラシーでしょう!」といきり立った。百周年協会しかり、文協しかり、このものの考え方で進めてきたのだと全てを納得、そして、長いため息…。
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 同フィルムコンサートのパンフレットが出来ている。評議員らに配るのかーとの質問に頃末アンドレ委員長、「いや配りません。郵送費も高いんで」とアッサリ。これからの企業回りに使うとか。多くの評議員による「事前に討議内容や事業、会計などの書類を送って欲しい」との要望は無視され、予算の内容も明かされず…。評議員の皆さん、何とも舐められたものですな。
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 本紙13日付けで紹介したリベルダーデの居酒屋『一茶』(Barao de Igape, 89, 11-3208-8819)が盛況だ。先月29日に訪れたところ超満員。お箸を器用に使い、煮物を食べるブラジル人の姿も。同28日付けエスタ―ド紙の『PALADAR』コーナーで「IZAKAYA」として紹介されたからだとか。店の歴史やオーナーの経歴まで写真付きで細かく紹介されている。
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 ブラジリアの日本国大使館とブラジル銀行文化センターが共同で、7日まで、「クール・ジャパン」月間と称して、「武士の一分」などのサムライ映画やアニメ「河童のクゥと夏休み」などの日本映画を上映する。場所はCentro Cultural Banco do Brasil(SCES Trecho 2, lote 22)。毎日午後から2、3本を上映予定。詳しくは同大使館(61・3442・4200)まで。

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