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文協=水曜シネマに自由市場=「自慢の品売りませんか」

ニッケイ新聞 2010年2月6日付け

 文協図書・映画委員会は3月3非から月に1回、水曜シネマの会場を利用してフリーマーケットを開く。小森広同副委員長、水曜シネマコーディネイターの布施直左さんが案内に来社した。
 フリーマーケットは個人・業者などが品物を持ち寄って販売する、いわゆる蚤の市。来社した二人は、「食べ物、本、家電品、洋服、リサイクル品など、ご自慢の品物を出品してください」と呼びかける。日本語などの各種講座案内などの目的でも出店可能。会場は文協大講堂のサロンで、上映前の正午から午後4時まで実施する。
 参加者は文協会員・非会員、一般・業者を問わない。出店料は5月まで、オープン価格として一日20レアルで、テーブル一つと椅子二脚のセットを貸し出す。
 現在水曜シネマに訪れる人は、毎回約150人。「フリーマーケットを始めることで相乗効果が生まれ、シネマの活性化につながれば」と布施さんは話す。
 同シネマでは昨年9月からパナソニック社により新しいプロジェクター(投影機)の無償貸与を受けており、「(貸与以来)水曜シネマの価値がだんだん認められてきた」と小森さん。「3人寄れば文殊の知恵というように、ひとつのことを始めたら次々に新しい発想がでてくるのでは」と期待を表した。
 出店の申し込みは、毎月第一月曜日の午後5時まで受け付ける。詳細は文協図書館(11・3208・1755、内線128、森)まで。

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