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レジストロ文協=就任式に市長ら130人=金子新会長「文協と地域に尽くす」

ニッケイ新聞 2010年2月11日付け

 レジストロ日伯文化体育協会(金子国栄会長)は、8日午後9時から会館サロンで、新役員就任式を行った。サンドラ・ケネデイ市長、ベネジット・オノリオ・リベイロ市会議長、エリオ・ボルジェス・リベイロ・レジストロ商工会議所会頭、山村敏明聖南西文化体育連盟及びリベイラ沿岸日系団体連盟会長、木多喜八郎文協会長、市議、滝内功前同文協会長ら新旧役員ら約130人が出席した。
 厳粛な雰囲気の中、那須野英男文協顧問代表が金子新会長、副会長、監事の就任を告げた。
 金子会長は30に及ぶ部門の理事を発表した後、「97年の歴史を誇るブラジル最古の日本人植民地、レジストロの文化協会の会長に就任することは誠に光栄」と感極まった様子で就任のあいさつをし、多くの人に感謝を示した。
 「文協に尽くすことは、レジストロの町にも尽くす事だと信じている」とし、3年後の同地入植百周年に向け「今から盛り上げていきたい」と意気込みを表すと、盛大な拍手が送られた。
 1959年に18歳の金子会長をシャ・ブラス社の社員としてブラジルに呼び寄せた原沢和夫氏が、杖をついて駆けつけ、乾杯の発声。祝賀会では刺身の盛り合わせなどが振舞われ、新体制の門出を祝った。

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