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ニッケイ新聞 2010年2月13日付け

 10日付け上院通信によれば、法務人権委員会が同日開催され、フラビオ・アルンス上議(PSDB―PR)の起案により、デカセギ問題解決のための公聴会の開催申請が許可された。金融危機により、日本で失業して苦しんでいるブラジル人への支援を考えるもので、外交国防委員会と共催で行われる。このような提案が、サンパウロ州ではなくパラナ州の、しかもブラジル人政治家からでるというのは興味深い。昨年、静岡県浜松市にもブラジル総領事館も開設された。次なる対策はどんなものになるのだろう。
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 毎年数千本のダリアが咲き乱れるスザノ・イペランジャホームのダリア祭り。存在感たっぷりに華々しさを振りまくダリアだが、咲くのは1年に1度。そのために、花が枯れたら球根を掘り起こして冷蔵庫で2ヶ月ほど〃冬眠〃させ、毎年植えなおすという。そうすると時期を揃えて綺麗に花を咲かせるそうだ。今回初めてダリアの鉢植えも販売、「1回買えば、毎年楽しめますよ」と大売出し。
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 日本の知人が送ってくれた年賀状が18日に届いた。消印をみると、12月18日となっている。丸々2カ月かかったわけだが、着いただけでもよしとするべきか。しかし、サンパウロの郵便局のスタンプが裏面の文章が書いてある中央に押されており、なんとも興ざめ。

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