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援協=南米日系社会で開催=高齢者対策福祉事業セミナー

ニッケイ新聞 2010年2月16日付け

 サンパウロ日伯援護協会(森口イナシオ会長)は、3月1~6日に社会福祉センター5階で「第1回南米日系社会高齢者対策福祉事業セミナー」を開催する。通訳あり。
 同事業の目的は、南米各国の福祉医療団体のネットワーク作りを促進、福祉・医療の知識と経験を相互に共有し、各地の高齢者福祉サービスの向上を目指すことにある。
 現在のところ、アルゼンチン、パラグアイ、ボリビア、ペルーからの参加が予定されており、各地日系福祉団体による事業の紹介や意見交換が行われる。
 3日、5日には日系老人ホームである憩の園、イペランジャホーム、あけぼのホームのほか、ドイツ系など非日系老人ホームを視察する。
 セミナーの対象者は、高齢者福祉事業に携わる日系福祉団体・日系協会職員、専門家など、参加費は50レアル(視察費は別に60レアル)。
 6日午後1時半からは無料の一般公開となり、多くの参加を呼びかけている。パネルディスカッションやセミナー評価会を行う。セミナー終了後、懇親会(参加費50レアル)も予定。
 案内に訪れた坂和三郎副会長、川守田一省広報渉外室長、八巻和枝福祉部長は、「共に高齢者福祉サービスのあり方を考えていきましょう」と呼びかけた。
 参加申込み・詳細は、18日までに援協(電話=11・3385・6607)まで。

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