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ブラジルの沖縄芸能勢ぞろい=サンパウロ市で「さんしんの日」=7日

ニッケイ新聞 2010年3月2日付け

 琉球音楽、舞踊など沖縄芸能の団体が総出演する恒例イベント「さんしんの日」が7日午後1時から、サンパウロ市の沖縄県人会館(R.Dr Tomas de Lima,72)で開かれる。知念直義実行委員長、高江洲義栄会計が案内に訪れ、来場を呼びかけた。
 さんしんの日は、沖縄の伝統楽器三線(さんしん)にちなみ、毎年3月4日に同県で開催されている沖縄文化のイベント。現在では同県だけでなくハワイなど国外でもこの日にあわせて開催されている。
 ブラジルでの開催は今年で5回目。琉球古典音楽、民謡の4団体が共催し、箏曲、舞踊、太鼓や留学・研修生OB会うりずん、県人会、協和婦人会が協賛する。
 年々規模を拡大し、県人会で実施される沖縄文化行事としては最大規模に成長した同イベント。今年も各団体からのべ500人が出演し、計20の演目が披露される。「新しい踊りも準備されています」と知念実行委員長。今回は、ブラジル滞在中の沖縄の民謡歌手、堀内加奈子さんも出演する予定だ。
 入場は無料。当日は午後1時から開会式を行い、午後6時半ごろに終了する予定。知念さん、高江洲さんは「皆さんのご来場を楽しみにしています」と呼びかけた。
 問い合わせは同県人会(11・3106・8823)まで。