ホーム | 日系社会ニュース | 援協定例役員会=福祉センター移転、また延期=開業予定は29日に

援協定例役員会=福祉センター移転、また延期=開業予定は29日に

ニッケイ新聞 2010年3月11日付け

 サンパウロ日伯援護協会(森口イナシオ会長)は、今月1日に予定していた社会福祉センターへの業務移転を延期、29日に開業する。2月25日に行われた2月定例役員会の中で発表された。
 昨年末から数度にわたり業務移転が延期されてきたが、今回の理由について移転委員会委員長の菊地義治副会長は、「電話・インターネット配線が遅れているため」と説明した。
 27日にイナウグラソンを行い、29日から開業する予定。
 また会議の中で大原毅法務委員長が、会員制度の変更を含む定款改正検討について、「原案は出来上がっているが補足をしている途中」と報告。
 今月20日に行われる2010年度臨時総会での承認を目指し、18日の定例役員会までに改正案を確定する考え。「根本的な部分は変えないが、会員制を3種類に分けるなどを考えている」と説明した。
 その他、神内基金から社会福祉センター建設費として借用したうちの200万レアルを、今月中に返還する議題が毛利連財務基金委員長によって出され、承認された。
 同基金の利子の半額を福祉活動に当てている関係上、センター建設によって同基金が減り活動費が緊迫していた。

image_print