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チリ日本人会館が新装=日本政府の草の根支援で

ニッケイ新聞 2010年3月19日付け

 【共同】チリに暮らす日系人の最大組織「チリ中央日本人会」(サンティアゴ)の本部会館が老朽化などに伴い拡張修復され、お披露目式典が13日開かれた。
 今年はチリ建国200周年の節目に当たり、記念事業として日本政府が資金援助。前日に工事を終えたばかりの会館は先月末に起きた大地震の被災も免れ、日本人会は「地震にも揺るがぬ両国友好の証し」と受け止め、日本文化の発信拠点として運営する。
 築20年の平屋建てを増改築し2階建てとした会館は、催し物ホールや図書室、教室3室を新設。日本語教室を毎日開き、着物の着付けや茶道、生け花なども教えるという。日本政府が草の根無償資金協力として1千万円を援助した。

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