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ブ剣道連盟=全伯幼少年大会盛大に=4州120剣士が熱戦=福博、スザノ勢ら活躍

ニッケイ新聞 2010年3月26日付け

 ブラジル剣道連盟(児島修徳会長)主催の「全伯幼少年剣道選手権大会」が2月28日、サンパウロ市の文協体育館で開催された。サンパウロ、パラナ、サンタカタリーナ、エスピリトサント各州から120人が出場。男女別に少年、幼年、幼々年と初心者の各部門で熱戦を繰り広げた。
 同大会は今年で28回目、初心者の部は2回目。6歳から16歳までの子供たちが出場し、指導者の教え通り、基本に忠実に清々しく試合に臨んだ。大会は例年同様、福博、スザノのスザノ勢、サンパウロの日教寺の活躍が目立ち、入賞者の大半をこの3チームが獲得した。
 観戦した役員からは、「個人、団体とも充分に気力と真摯さを発揮して、その技術はブラジル剣道の将来を期待させるものがあった」との感想が聞かれた。
 大会結果は次の通り。(順に1位から3位、敬称略)
▼団体【少年】1位=スザノ、2位=福博、3位=三重。【幼年】日教寺、福博、スザノ。【幼々年】福博、スザノ、文協(サンパウロ)。
▼個人【少年・男子】1位=ロゼリオ・アサト(スザノ)、2位=トーマス・タカヤマ(三重)、3位=エクトル・ウエダ(スザノ)、敢闘賞=ファビオ・ホンダ(モジ)。【少年・女子】1位=カレン・アンラク(福博)、2位=アマンダ・ナカオ(福博)、3位=カミラ・ホソモミ(三重)、敢闘賞=フラヴィア・イシ(スザノ)。【幼年・男子】1位=ドグラス・ツダ(ロンドリーナ)、2位=ルイス・ハナシロ(日教寺)、3位=ヴィクトル・フジクラ(福博)、敢闘賞=リカルド・フクナガ(バンデイランテス)。【幼年・女子】1位=アンナ・チバ(日教寺)、2位=アリーネ・ナカオ(福博)、3位=ニコレ・ヤマモト(福博)、敢闘賞=ジェニフェル・タロコ(スザノ)。【幼々年・男子】1位=エンリッケ・オクタニ(福博)、2位=エリキ・コニシ(国士舘)、3位=ギレルメ・ハヤシ(福博)、敢闘賞=アンドレ・メンデス(佐賀)。【幼々年・女子】1位=バレンチーナ・チョウ(日教寺)、2位=ラリッサ・シルバ(スザノ)、3位=リアラ・ヒラカワ(福博)、敢闘賞=アマンダ・タチバナ(ペレイラ・バレット)。【初心者の部】1位=ロベルト・カゲ(ルッジ・ラーモス)、2位=フェルナンド・チバ(三重)、3位=ジョン・メジッシ(ルッジ・ラーモス)、敢闘賞=コウヘイ・ワタナベ(三重)、フェリッペ・アリジ(ロンドリーナ)、ラリッサ・ナコ(スザノ)。

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