ホーム | 日系社会ニュース | 久しぶりに「海の道」=歩こう友の会サントスへ

久しぶりに「海の道」=歩こう友の会サントスへ

ニッケイ新聞 2010年4月2日付け

 リベルダーデ歩こう友の会(高木ラウル会長)は3月14日、サントス旧街道「海の道(カミーニョ・ド・マール)」を下るウォーキングを実施した。
 サントスからの鉄道開通以前、サントスとサンパウロをつなぐ道として1700年代から利用されてきた「海の道」。アンシエッタ街道などの開通で使われなくなった後、04年から観光地として利用を進めている。
 同会が海の道を歩くのは、2005年と07年の下り、移民百周年記念ウォークで上った08年以来。今回は約50人が参加した。
 一行はサンベルナルド・ド・カンポ側の入り口、リアショ・グランデまでバスで向かい、午前8時過ぎにスタート。海岸山脈の絶景を横目に、かつて休憩所として利用されていた屋敷、石畳の道を通り、途中の湧き水でのどを癒しながら、各自思い思いのペースで約8キロの自然の中をクバトンまで下った。
 約3時間でウォーキングを終了。その後は昨年10月に移転した日本移民ブラジル上陸記念碑のあるエミサリオ・スブマリノ公園を訪問。その後サントス厚生ホームで昼食をとり、入居者たちと懇談のひと時を過ごした。

image_print