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東西南北

ニッケイ新聞 2010年4月10日付け

 メキシコのカンクンで6日から行方不明となっていたブラジル人でロス・アンジェルスのブラジル料理店経営者モニカ・ベレスフォード・レッドマンさんが、8日に遺体で発見され、現地警察が夫のブルース氏を殺害容疑で逮捕したが、9日に同氏を釈放した。遺体には首を絞めた跡があったが、直接の死因はその後に受けた頭のケガだという。妻が行方不明で、何の連絡もないと言った筈の時間帯に口論していたのを聞いたと証言したホテル宿泊客らがおり、逮捕されたものだが、釈放後も真相解明まではメキシコからの出国は禁じられている。モニカさんは、米国人でTVプロデューサーのブルース氏と2人の子供と共に旅行中だった。
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 リオ州の雨による死者は、ニテロイ115人、リオ60人に増え、9日15時半現在総計195人に。ネットには、ニテロイのモーロ・ド・セウで7日未明に起きた土砂崩れの際、岩が転がる音に危険を感じて逃げ、難を逃れた母子の話や、注文のピザを届けに行く間に土砂崩れが起き、自分は助かったが家族は死亡した青年などの話が相次ぎ、一瞬先は分からないのが人の世の常と実感。モーロ・ド・セウでは、消防士達がモーロ・ド・ブンバで崩れたゴミを付近の路上に移したため、汚水が路面を走り、悪臭や病気、いつ起きるかわからない土砂崩れの恐怖などに悩まされている。
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 サンパウロ市住民の生活費が、3月に平均0・47%増えたという。2月の0・59%より低い上昇率だが、食料品価格上昇が全体を押し上げたというから、インフレ圧力は貧しい層ほど大きかった事になる。別の記事に第1四半期の建築材料売上は好調との報道もあったが、雨の被害で家屋補修費がかさんだなど、単純に喜べない人も多い。

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