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オザスコ伝統の運動会=アセンボで5月2日

ニッケイ新聞 2010年4月27日付け

 オザスコ日伯文化体育協会(ACENBO、荒木進会長)主催の「第46回家族慰安大運動会」(清水弘実行委員長)が5月2日午前8時半から、同協会野球場(R. Acenbo, 100, Jardim Umuarama)で開催される。荒木会長、清水リジア副会長、大瀧多喜夫財務理事が案内に訪れ、「家族や親戚、友人、知人などを誘って来場を」と参加を呼びかけた。
 大サンパウロ市圏で最大、毎年1万~1万5千人もの人が訪れるという同運動会。オザスコ自慢の2万8千平方メートルの運動場は、先人の会員が苦労して作り上げたものだ。そこには、「スポーツは心と体を鍛え、健全な子を育てるために必要」という思いが詰まっているという。
 運動会ではその思いを忘れず、毎日練習に励む各部活による各種競技が行なわれるほか、高齢者から5、6世の子供たちまで老若男女が参加する。
 毎年好評だという婦人会によるお弁当、うどん、すしなども数多く用意される。「婦人会の活躍が運動会を含め、協会の運営をも支えている」と大瀧理事。婦人会代表の清水リジアさんは「婦人会の集まりには皆が楽しんで参加します。婦人会総出での盆踊りも楽しみにしてください」と話す。
 荒木会長は「皆が準備を手伝い、参加した意識を持つ事が大切。自分で用意し自分で後片付けをする。それが伝統になっている」と運動会の意義を説明し、広く来場を呼びかけた。

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