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東西南北

ニッケイ新聞 2010年5月25日付け

 〃皇帝〃アドリアノがローマへ? 09年5月にフラメンゴと契約を結び、同月31日の試合でデビューしたアドリアノが、イタリアに渡る可能性が出てきた。正式な発表はされていないが、本人がチームメイト達に明らかにしている内容から行くと、契約終了直前の2試合にも出ずに渡航する可能性もあり、チーム側は何とか26、29日の2試合には出られるよう調整しようとしているとか。W杯出場の望みが絶たれた皇帝のいるべき所は?
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 一方、今ひとつ盛り上がりに欠けた感のあったW杯も、パラナ州クリチバで選抜チームの最終合宿開始など、それなりの高まり。欧州で活躍する選手も多いが、22日に欧州で行われたチャンピオンズリーグのインテル・ミラノ対バイエルン戦でミラノ優勝に貢献したのは、伯国選抜チームの守備陣を務めるマイコンとルーシオ、キーパーのジューリオ・セーザル。点を入れたアルゼンチンのジエゴ・ミリートの活躍も忘れてはならないが、ドゥンガの守備陣が欧州制覇に新しい歴史の1ページを加えたとの見出しに、攻撃主体の伯国を支えるのは堅い守備かとの思い再び。守り重視のドゥンガの人選を信頼出来ない人も多い?
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 欧米などで流行っているというブック・クロッシング。自分が読んだ本を、公園など、公共の場に置いておくと、別の人が持って行き、読み終えた時点でまた公共の場に置いていくという形で読書を推進する試みだが、伯国では、貧しい人達にも本を読んでもらえるよう、何冊でも自由に本を借りられる自由図書館がリオやベロ・オリゾンテなどに発足。「道の本」と呼ばれる置き去り・循環用図書も含め、2年間に寄贈された本は5千冊に上るという。

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