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新潟=母県から取材陣到着=県人の活躍振り追う

ニッケイ新聞 2010年6月5日付け

 新潟県人会(柿嶋昭三会長)を取材するために2日、母県から新潟日報社報道部の笠原武史(たけし、34、新潟)記者と新潟放送の坂井悠紀(ゆうき、27、新潟)記者が来伯し、その足で挨拶に来社した。
 東京新潟県人会が百周年を迎えたことを記念し、4月には米国ニューヨーク、5月は上海・北京の新潟県人を訪ね、今回はブラジルとなった。
 到着早々、笠原さんは「ブラジルは初めてだがあまり日本と変わらない」との印象をのべ、高齢移民や元留学生などに話を聞き、帰国後には連載や特集を予定しているという。
 坂井さんもさっそくテレビカメラで撮影しながら、「サンパウロがあまりに都会でびっくり。発展している最中だと感じた」と一言。帰国直後の21日から5日間、夕方のニュース番組の中で放送する予定だという。
 柿嶋会長は「地球上でも最も遠い場所まで来てもらって、身が引き締まる思い。テレビと新聞が一緒に来るのは初めて」と表情を引き締めた。また同県人会役員で二世弁護士の本間靖栄(やすえ、75)さんも「来てもらって嬉しい」と歓迎する。
 サンパウロ市内の同会館で6日に行われるフェイジョアーダ祭りなども含めてサンパウロ市や北パラナを取材し、15日に帰国する。

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