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大耳小耳

ニッケイ新聞 2010年6月16日付け

 だるま塾の遠足「歩けば楽しい」の帰り、ピッコ・デ・ジャラグア山麓で面白い頭の形をした野生の猿の集団が。小型の猿マカコ・プレッゴという種類だという。居合わせたボーイスカウトの子どもたち、遠足の参加者も興味津々。サンパウロ市周辺で猿に出会える環境があるのかと驚いた。野生のパウミットも残る山。登山者のマナーも良いのか、山中ゴミなども見当たらず、綺麗だった。これからも大切に守られていって欲しい。
     ◎
 南日伯援護協会の会報6月号には、南大河州歌謡愛好会が主催する第29回同州日本歌謡大会が5月22日に、ポルト・アレグレ聖家族教会で盛大に行われ、たくさんの参加者が歌ったことが報じられている。青年会が中心になって昼食を準備して婦人会がそれを手伝ったとあり、通常は逆になりそうだが同地では若者が主導し、たくましい限り。写真を見ると、ステージ上に作られた高さ2メートルほどの鳥居の前で熱唱するみなさん。ちょっと神々しい?

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