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ピッコロ女声合唱団=19日にコンサート=幅広い歌声楽しんで

ニッケイ新聞 2010年6月17日付け

 ピッコロ女声合唱団(南久美子団長)は19日午後8時から文協小講堂(R. Sao Joaquim, 381)で「第36回コンサート」を開催する。
 コンサートでは編曲にこだわる「荒城の月」などの日本の歌、ピアノ連弾の伴奏が含まれるブラジルの歌、映画「サウンド・オブ・ミュージック」の挿入歌などが披露され、幅広い年代で楽しめるものになっている。指揮は吉田輝男氏。
 「土曜の夜のひと時を私たちのハーモニーと共にお過ごしください」と来社した南団長は来場を呼び掛けた。
 コンサートに向けて、週2回の強化練習も行っているピッコロ合唱団。メンバーには移住者や日系二世、駐在員夫人らが属し、年齢層も幅広い。部員数は20人ほど。毎週水曜日午前9時から正午頃まで滋賀県人会で練習を行っており、新団員の参加を歓迎している。
 団員の喜多川もと子さんは「コーラスに情熱を傾ける人たちに良い刺激を受けるいい環境。綺麗にハーモニーがとれたときはとても気持がいい。興味のある方はぜひピッコロに」と話した。
 入場は無料だが、1キロの保存の効く食料品の持参を呼び掛けている。食料品は自閉症療育学級青空学級(PIPA)に寄付される。
 問い合わせは電話11・5571・9993(南団長)まで。

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