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ニッケイ新聞 2010年7月2日付け

 小井手桂子さんは終戦時、暁部隊に所属し、広島市内から4キロ離れた地点で被曝したという。疎開していた母・伊勢子さんも、家族を探して投下翌日の8月7日に入市被爆(爆心地から約2キロ圏内に入ること)したという。桂子さんは部隊の一員として怪我人の看護などに走り回った。一方、伊勢子さんは原爆を乗り越えて学校を復興させ、睡眠時間は毎日3~4時間という生活を続けながら現在の規模にまで拡大した。ブラジルにいた移民も苦労したが、日本に帰国した人も大変だったことを痛感させるエピソードだ。
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 コロニア芸能祭二日目。中盤を迎えた頃、突如飛び入り参加した〃河童〃が会場の笑いを誘った。頭を河童のように剃り口角を上げておどけて見せる、大道芸人の老門一郎さん(42、東京都)だ。3年前にブラジル各地のイベントに出演したのを覚えている人も多いはず。今回は来伯早々、キャンセルで空きのあった枠に入りコロニアへの挨拶を行った。体と獅子舞1つで世界中を回る大道芸人。今回も県連日本祭りなど、各地で芸を披露するようだ。
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 岩手県人会が発行する県人会ニュースを見ていて、「事務所の来館者数」というコーナーがあるのに気がついた。それによれば同会1階サロンの利用者を除き、3月は449人、4月は526人、5月にはなんと585人が訪れたとか。土日も入れれば一日20人ほどが訪れている計算だ。同会の図書室は5月に214人が利用。861冊を貸し出している。にぎやかさは活性化の第一歩。

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